FCEトレーニング・カンパニー 安河内亮|(前編)150%成長じゃ物足りない。500%成長を目指し「すごい会議」で8つの“当たり前”を徹底改革

株式会社FCEトレーニング・カンパニー 代表取締役社長 安河内亮

 

今回は代表取締役の安河内亮氏に、ご自身の経験や事業立ち上げの背景をお伺いしました。

人事としてリストラを食い止めるべく社内ベンチャーを立ち上げ、社長に

 安河内社長のご経歴を教えてください。

 2003年、経営コンサルティングやフランチャイズ本部支援などを手掛ける株式会社ベンチャー・リンクに新卒で入社。コンサルティング部門を経て、人事部に異動しました。リクルートホールディングスやソフトバンクに次ぐ人財輩出企業として名高く、社員2,000名を超える大企業でしたが、20088月には経営不振から150名をリストラする事態に。会社の業績をあげ、これ以上のリストラを食い止めようと人事部門の仲間と社内ベンチャーを立ち上げ、私が社長に就任しました。その後、2010年に仲間と共に独立し、現在のFCEトレーニング・カンパニーとして再出発をすることになりました。

 

 大変な時期を乗り越えられた原動力は何だったのでしょうか。

 「新卒社員たちとの約束」です。私は20082010年、新卒採用の責任者を務め、優秀な学生たちを必死に口説いていました。「一緒にベンチャー・リンクをエクセレントカンパニーにしよう」と。だから2012年にベンチャー・リンクが倒産したとき、他社の内定を蹴って入社してくれた彼らに申し訳ないことをしたと自分を責めていたんです。でも、会社は無くなったとしても、彼らとまた一緒に仕事がしたい。自分たちがもっと成長して、今一度一緒に働ける状況を創るか、他社で頑張っている彼らの会社がエクセレントカンパニーになるよう、サポートをする。そのいずれかをしよう。そう思って現在の事業を展開しています。そして今、社員メンバーや顧客の中にたくさんの卒業生達がいます。

 

 企業向けの研修やコンサルティング事業を展開されているのですよね。

 スタートは採用コンサルティング事業でした。しかし創業時、リーマンショック直後ということもあり、多くのお客様から「既存社員の教育に力を入れていきたい」という声を頂きました。そのため事業ドメインを、教育・トレーニング領域へ変更。現在は「“働く”をおもしろくする」をテーマに、組織にイノベーションを起こす「7つの習慣® Innovative Mind研修」、個人の“イノベーティブスキル=発見力“を高める「イノベーターズ・アクセラレーター」、社員の皆さんの成果を最大化するために“実行力=PDCA力”を高める支援「xDriveが主軸です。2016年時点で、クライアント企業は1,300社を超えました。

 

”優等生”からの脱却を目指して

 「すごい会議」を導入されたきっかけを教えてください

 「すごい会議」との出会いは今から5年ほど前です。マネジメントコーチングを1日だけ体験したのですが、その時は正直ピンと来ませんでした。ただ、知人の会社や関連会社は導入してうまくいっていると聞いていたので、ずっと頭の片隅に残っていて。そんな中、昨年エナジャイズ社のコーチとお会いする機会があり、改めて話を聞いてみたら、ものの15分で会社が劇的に変わっていくイメージが湧いたんです。すぐに申し込み、4月からコーチングを開始しました。

 

 御社には何か組織課題があったのでしょうか。

 弊社は前年比120150%の売り上げ成長で推移し続けていました。決して悪くはないのですが、次第にその“優等生っぽさ”に物足りなさを感じるようにもなっていて。もっと社員一人ひとりに突き抜けてほしい。お客様に“働く”ことのおもしろさをもっともっと提供するためにも、まず自分たちが圧倒的に「おもしろい」と思う状態を実現したい。そのためにも、目標達成への仕組みを持っている「すごい会議」で会社を生まれ変わらせようと思いました。

 

 研修プログラムを提供する御社であればコーチにお願いせずとも自分たちで出来そうなイメージがありますが。

 普段私たちもお客様に伝えているのですが、ブレイクスルーを起こすためには、他者の知恵=客観的な視点はとても重要なんです。自分たちの視点ややり方だけでは、やはり限界があります。実際に、コーチに来ていただいたおかげで今までにない仕組みが出来上がっていきましたし。コーチングを振り返ると、これは私ひとりでは明らかに出来なかったと思いますね。

 

 

全員で「すごい会議」に参加し、500%成長に挑戦

 どの部署に「すごい会議」を導入したのですか。

 実は、30ほどの社員全員が参加しています。私を含めた役員と各部門のマネージャーを中心に7名の“スタメンチーム”を会議室の中心に配置し、その私たちを囲むようにして、それ以外の社員が参加するスタイルを取っています。この中心メンバーは進捗に合わせて随時入れ替わっていきます。まさに中心のメンバーが“スタメン”で、周りが“ベンチ”みたいな感覚ですね。

 

 全員が「すごい会議」に参加するねらいは何ですか

 全ての意思決定の場を「すごい会議」にしたかったんです。知人の会社での導入事例を聞いた時、どれだけ全員の力を「すごい会議」の活動に注げるか、その集中度合いで結果が大きく変わると感じました。現状を何としてでも変えるためには、一部だけが参加するスタイルでは意味がない。

総意で会社の方針を決め、目標を達成していきたいと思い、この形にしました。通常、「すごい会議」は58名ほどがベストと言われているので珍しいケースだと思います。

 

 「すごい会議」ではどのような目標に挑戦しましたか

 会社を本気で変えたい。一人ひとりに突き抜けてほしい。そういう思いで導入したので、目標も突き抜けてみました。『売り上げを前年比の5倍にする』、つまり500%成長を掲げたのです。かなり高い目標に聞こえますが、私としてはこの位伸びる余地があると考えていました。

 

安河内亮氏インタビュー、後編記事はこちら

 

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